【狂犬病】東南アジアの怖い感染症
- 感染原因:動物に噛まれる
- 症状:脳炎症状
感染リスクのある地域
東南アジア全域
どうやって感染する?
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコ、キツネ、コウモリなどの野生動物に噛まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からウイルスが侵入することにより発症します。
東南アジアのおもな感染源は野良犬です。
症状は?
狂犬病は、感染しても1~2か月症状がでません(潜伏期間)。
その後、「発熱、頭痛、倦怠感、筋痛、疲労感、噛まれた部分の痛み」といった風邪のような症状ではじまり、
さらに錯乱・幻覚、攻撃的状態、水を怖がるなどの狂犬病特有の症状に進展し、最終的には昏睡状態から呼吸停止で死に至ります。
狂犬病は一度発症すれば、致死率はほぼ100%と言われている怖い病気です。
直すには?
残念ながら、感染症し発症してしまうと治療する方法はありません(発症する確率は30~60%)。
狂犬病にならないためには、ワクチン接種が必須です。
予防する
ワクチンを接種すれば免疫ができ、3年有効といわれています。(ワクチン費用
もし動物にかまれてしまったら
もし野生動物に噛まれたり、引っ掻かれたりした場合は、すぐに傷口を石鹸と水でよく洗い流します(狂犬病ウイルスを少しでも取りのぞき、発症する確率を下げる)。