【腸チフス】東南アジアの怖い感染症
- 感染原因:水や食べ物
- 症状:高熱がつづく(腸から出血の場合も)
感染リスクのある地域
東南アジア全域
どうやって感染する?
感染したヒトの便や尿に汚染された水や氷、食べ物を取ることによって移ります。
症状は?
感染して1~3週間は症状がありません(潜伏期間)。
その後、「38℃以上の高熱、頭痛、全身のだるさ、便秘」。
さらに高熱時に数時間ほど淡いピンク色の発疹が、胸や背中、腹に現れるのが特徴的です。
重大な症状として、腸から出血したり腸に穴が開いたりすることがあります。
症状があらわれてから、3~4週間ほどで回復していくことが多いようです。
直すには?
抗生物質を長期間服用します。
予防する
ワクチンを接種すれば免疫ができ、2~3年有効といわれています。(ワクチン費用
水や食べ物に気を付ける
生水や氷、生野菜、カットフルーツなどの生のもは、感染リスクがあるので避け、十分加熱調理してあるものを冷めないうちに食べるのが安全です。
また、手からの感染を防ぐため、トイレのあとや食事の前には十分に手を洗いましょう。