【B型肝炎】東南アジアの怖い感染症
- 感染原因:性行為・医療行為・ピアス、入れ墨を入れる
- 症状:70~80%無症状→20~30%急性肝炎→2%劇症化(70%の死亡率)
感染リスクのある地域
東南アジア全域
どうやって感染する?
B型肝炎に感染するおもな原因は、性行為や医療行為、ピアス、入れ墨など、感染者の体液との粘膜による接触や皮膚を介して感染します。
症状は?
感染しても70~80%の人はほとんど症状がでません。
残りの20~30%の人が急性肝炎になり「倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(おうだん=皮膚や目の白い部分が黄色くなる)といった症状を生じます。
急性肝炎になった場合、約2%の人が劇症化して死に至ることがあります(劇症化すると約70%の死亡率といわれています)。
肝機能が正常化にもどるのは、感染してからおよそ3か月かかるといわれています。
直すには?
治療法はないので、安静にして抗体ができるのを待つしかありません。(基本的に入院することになると思います。)
予防する
ワクチンを接種すれば免疫ができ、5年間は有効といわれています。(ワクチン費用
性行為や病院に注意
不特定の人との性行為を避け、コンドームを正しく使いましょう。
それと東南アジアの病院は、衛生面で心配(輸血などもふくみ)な場合もあると思うので、ワクチン接種がおすすめです。