【A型肝炎】東南アジアの怖い感染症
- 感染原因:水や食べ物
- 症状:インフルエンザに近い(子供ほど軽度)
感染リスクのある地域
東南アジア全域
どうやって感染する?
A型肝炎に感染するおもな原因は、ウイルスに汚染された水や野菜、果物などの食品を食べることで感染します。
症状は?
感染すると次のような症状がでます。 「全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐、頭痛、筋肉痛、腹痛など」 さらに症状がすすむと、数日後に黄疸(おうだん=皮膚や目の白い部分が黄色くなる)が表れます。
高齢者ほど症状が重くなり、死亡率も高くなっていきます。
発症後2~3週間で症状がおさまることが多いです。
直すには?
治療法はないので、安静にして抗体ができるのを待つしかありません。
予防する
ワクチンを接種すれば免疫ができ、5年間は有効といわれています。(ワクチン費用)
ウイルスが口に入るのを防ぐ
それと、やはり東南アジアで生ものを食べるのはNG。ウイルスが付着しているかもしれないので、加熱調理してあるものを選びましょう。(85℃で2分加熱で死滅)
トイレの後や食事の前に、手をキレイにすることでもウイルスが口に入るのを防げます。